「遺言を残す」ということとは?

「遺言をのこす」ということは? - 「遺言を残す」ということとは?

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「遺言をのこす」ということは?

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遺言は、愛する人に最期のメッセージです。しかし遺言を書き記した「遺言書」はメッセージだけでなく、のこされた財産をどうするのかも書かれています。しかし「うちはお金持ちではないから遺言書は必要ない」とおもわれるかもしれませんが、遺言書は「お金」だけのために存在している訳ではありません。
遺言書は、自分の死後のことを書き留めたものです。

法律で定められている遺言書は、自分の死後についてどうして欲しいのかを示した意思表示を指します。葬儀をどう執り行うのか、愛する人にどういうメッセージを送りたいのかは本人でしかわかりません。でも遺言書に葬儀の方法や愛する人へのメッセージが書かれていれば、のこされた人の心も落ち着くでしょう。
またどういう形であれ、相続は発生します。例え財産が1万円しかのこっていなかったとしても、のこった1万円をどうやって分け合うかを話し合わなければならないのです。たった1万円のために親族が争うのは、見てて気持ちがいいものではありません。「お金持ちだから遺言書は必要ない」とは言うものの、遺言書はお金持ちでも庶民でも必要なものであると肝に銘じておいて下さい。

ただし遺言書は、「絶対にのこさなければならない」というものではありません。例えば親族同士が仲がよく、財産をお互いに譲り合う気持ちを持っているのならば遺言書は特に必要ないでしょう。また人がいつ死んでしまうかは、神様でしかわかりません。昨日まで元気に走り回っていた人が、倒れてしまいそのまま亡くなることも有り得ます。「物事はなるようになる」と考えているのなら、自然に身を任せるのも良いでしょう。
そもそも「絶対にのこさなければならない」と変に焦って遺言書を作成してしまうと、遺言書が元で大きなトラブルに発展する恐れがあります。遺言書の書き方には法律で決められたルールがあり、ルール通りに書かなければ「無効」となってしまいます。書き方がわからなければ、最初から遺言書を書かない方が後のためになります。ただどうしても遺言書をのこしたいと強く思うのならば、遺言書の書き方をしっかり勉強して下さい。

遺言書をのこすかのこさないかは、本人の自由です。のこしたいと思うのならのこし、別にのこす必要がないと感じているのなら書く必要はありません。
ただしどちらを選択することになったとしても、何かあった時のために上手く対処できるようにしたいものです。今からでも遅くはないので、しっかりと準備だけは整えておいて下さい。

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